10月22日に公開の韓国映画
『私の頭の中の消しゴム』を試写会で一足お先に見てまいりました。

韓国映画を見るのはこれが初めて。今をときめくヨン様のドラマですら何だかタイミングを逃して一度も見ず仕舞い。いまさら韓国ものにハマることもないだろうとたかをくくっていたのですが、その予想はあっさり裏切られました。こんなに清らかで美しい映画を見たのは久しぶり。否が応にも涙腺を刺激され、後半はハンカチとティッシュを交互に取り出すはめになりました。
主人公のチェ・チョルスはワイルドな雰囲気の工事現場監督。ひょんなきっかけで知り合う社長令嬢のキム・スジン。二人はお互いに魅かれていき、一度は住む世界が違うからと親に反対されながらもめでたく結婚。

チョルスが建築家の資格を取り、仕事も家庭も順調に軌道に乗ってきた矢先、スジンは自分の変調に気がつきます。
会社から自分の家に帰る道が時々わからなくなるということを友人達に打ち明けるも、疲れているからだと一蹴。不安になり病院で詳しい検査をした結果、何と
若年性アルツハイマーと判明。

スジン27才。老医師の言葉が胸につきささります。
「あなたは肉体的な死より、精神的な死が先に来る」
見た目はまったく普通なのに、頭の中の記憶だけが消しゴムで消すかのようにどんどん消えていくのです。そんな不安と恐怖でいっぱいのスジンを、夫のチョルスは出来うるすべての愛情をもって支えていきます。
二人の暮らす家に入ると、いたるところにメモ、メモ。メモ。スジンがわからなくならないようにと時計の見方から、壁に貼られた写真の人物、注意事項まで事細かにメモしているのです。その数何と
1000枚以上。

そんな二人に病は容赦なく襲いかかってきます。とうとうスジンが愛するチョルスの名前を忘れてしまったのです。チョルスを見送る際、笑顔で別の男性の名前で呼ぶスジン。それは遠い昔の不倫相手の名前でした。それを責めることも出来ず笑ってやり過ごすしかないつらさ。
チョルスを苦しめていることに責任を感じ、一通の置き手紙を残し失踪するスジン。ラストは二人が再会し、もしやの期待を抱かせるものの・・・。
あ〜続きは書けません。

百聞は一見にしかず。気になった方はどうぞ映画館でお確かめくださいませ。
そうそう、先日からこのブログのお知らせにも入れていたのですが
映画『私の頭の中の消しゴム』公開記念キャンペーン!があるのです。クイズに答えると抽選で韓国旅行や映画鑑賞券などが当たります。他にもBROAD−GATE01お申し込みの方全員に映画鑑賞券をプレゼントというものもあります。こちらもよろしかったら試してみてはいかがでしょうか?
タイトルに書いた「『私の頭の中の消しゴム』とポストイット」の
ポストイットですが、試写会鑑賞後に感想を書いて出すと黄色のポストイットがいただけたんです。

住友スリーエムの提供だそうです。この秋ポストイットがブームになったりして・・・。
『私の頭の中の消しゴム』は、2004年11月韓国で3週連続ナンバーワンという大ヒットを記録した映画とか。チョルン役で韓国映画界若手ナンバーワンと言われる
チョン・ウソン、スジン役で『四月の雪』でもヒロイン役を務めた
ソン・イェジンの繊細な演技が見るものの心を揺さぶります。

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