子育て期の楽しみ方と子育て後のライフスタイルを考えてます。
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願いが通じて1名枠に当選☆

前回の記事に「フリーペーパーの読者プレゼントは当たりやすい」と書いたら、何とその翌日にフリーペーパーからの当選品が届きました。びっくりしかも、当選数は1名。いつもなら1名しか当たらないものにはあまり応募することはないのですが、今回はどうしても当たりたかったのです。
当たったのは、前田優光先生の「カンポ・デ・クリプターナ(ラ・マンチャ)」という作品のレプリカです。前田先生は、ZONEというフリーの月刊情報誌の中で「旅絵っせい」という連載をお持ちで、優しいタッチの絵と私にとってなつかしいスペインの話題のエッセイを書かれていらっしゃいます。私は『ZONE』を入手すると真っ先にこの「旅絵っせい」に目を通すくらい大好きなのです。嬉しい

皆さんは、カンポ・デ・クリプターナというスペインの村をご存知でしょうか?
丘の上に、真っ白な塔のような形で、頭にはちょこんととんがり帽子をかぶった風車がいくつも並んでいる写真をご覧になったことがある方もいらっしゃるかも知れません。いえ、むしろドン・キホーテの物語に登場する、と言った方がわかりやすいでしょうか?私は、大学時代スペインに留学していた時、どうしてもその風車を自分の目で見たくて、一人カンポ・デ・クリプターナの村を訪れたことがありました。

観光地で人がたくさんいることを想像していた私は、まず村がひっそりしていることに驚きました。びっくりもしかして、間違った駅で降りてしまったのではないか、と心配したほどです。地図の通りに丘の上めざして歩いて行くと、どこまでも青い空に映える白い風車が、ひとつまたひとつと見えてきました。
「ああ、これがドン・キホーテが巨人と見間違えたという風車なんだ!」と感動。嬉しいその巨体を見上げていると、どこからかドン・キホーテがロシナンテにまたがって現れるんじゃないかとまで思えたほどです。あたりにはほとんど人の気配もありません。静けさだけが流れていきました。

帰り道、小さい土産物屋さんでスペインでよく見かける高さ4センチほどの人形の置物を買い求めました。人形はもちろん、ドン・キホーテとサンチョ・パンサのものです。
あれから何年の月日が流れたでしょうか・・・。
今回、思わぬところでなつかしいカンポ・デ・クリプターナの景色に出会うことになりました。この絵は私の宝物。私の部屋の特等席に飾ってみたいと思います。楽しい
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 願いが通じて1名枠に当選☆ 


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ネス湖に響く日本の童謡

今までカテゴリーの「20代の海外生活」では、スペインでの置き引き事件、ホームステイ先での現金盗難事件、ハワイ入国トラブル事件など、何かと事件らしいものばかり書いてきました。海外に行くと、やたら事件が多いように思われてはいけないので、今回は、ちょっとほんわかしたお話を書いてみたいと思います。嬉しい

私が20歳の時の夏でした。
ブリットレールパスと『地球の歩き方』をショルダーバッグに入れて、私はネス湖の近くの街に来ていました。最近は、あまりネス湖のネッシーのニュースは聞かなくなりましたが、ここまで来たからには、ネス湖をこの目で見てみたい、そしてあわよくばネッシーを目撃見るしてみたい、とミーハー心で「ネッシー見学ツアー」に参加しました。

参加者は、私以外に10名程度。気さくな初老の男性がツアーガイドでした。日本人は、他に私と同じ位の年齢の女性が二人。あとはメキシコやら、アメリカやらの若者でした。マイクロバスでネス湖に到着。すぐにボートに移り、ネス湖遊覧です。

空はどんより曇り空曇り。イギリスという国では、太陽を見かけることがあまりなく、それまでスペインの強烈な太陽晴れの下に暮らしていた私にとっては、何だか下を向いてしまうような気候でした。
でも、このネス湖の雰囲気は、カンカン照りより曇り空が似合います。予想以上に広い湖をながめていると、本当に今にもネッシーが現れるんじゃないか、という錯覚を感じました。

「あっ!ネッシーだ!」びっくり
ツアーガイドが、私達の後方を指差して叫びました。
「ええっ!」
皆ないっせいに後ろを向くと、
「あ〜、今ちょうど顔をひっこめてしまった・・・」
と悔しそうに言うのです。でもいることは分かったので、今度出てきたら絶対に見逃すまい、と思い、キョロキョロ湖面をながめていました。

ほどなく、ガイドが
「あ、また現れた!早く見て!あ〜、残念、また隠れてしまったよ!」
こんなことが十回以上ありました。このガイドさん、実際にその目でホンモノのネッシーを見たことがある、というので信用はしていたのですが、だんだん私達の中には「もしかして盛り上げてるだけ?」という気持ちが芽生えてきました。
そうなんです、これは演出だったのです。でも、自分の頭の中では、確かにネッシーをちらっと見たような感覚が残っていました。おかしなもんです。

その後、丘に上がり、ランチタイムになりました。ランチは、かなり大きなソーセージを木の枝に刺し、めいめい焚き火で好みに焼いて、パンにはさんで食べるものでした。木の枝っていうところが、何だかちょっと違和感がありましたが、ワイルドな感じが楽しめました。

ランチの最後に、ガイドが、せっかく世界の若者が集まってきているのだから、何かお国の歌を披露してほしい、と言いました。メキシコ人達が次々に歌を披露する中で、日本人三人は「さくらさくら」がいいか、でも恥ずかしいよね、など困っていました。
いよいよ順番が回ってきて、どうしようかと迷っていたら、ガイドは自分は以前、長崎に住んでいたことがあり、その時一番好きだった童謡があるから、是非それを歌ってほしい、とリクエストされました。その歌とは、
「ちいちいぱっぱ、ちいぱっぱ。すずめのがっこうの先生は、むちを振り振りちいぱっぱ♪」
タイトルは、何でしたっけ?「すずめのがっこう」?「ちいぱっぱ」?
この歌を、日本人女性二人と一緒に、すずめの真似をしながら輪になって踊りました。楽しい

果たして、これが日本を代表する歌でよかったのかは、未だに分かりません。最後に「このツアーに参加した感想」を日本語で書いてと言われたので「ちいちいぱっぱ」を踊った話とガイドがとてもおもしろくて楽しかったことを書きました。

あの時書いた感想の紙、実はしっかり宣伝用に使われてたんです。ツアー申し込みの窓口に「ネッシー見学ツアー参加者のおすすめの声」として貼られていたとか。
これを見つけたのは、次の年、私の友人がネス湖を旅した時でした。一年以上も貼られていたなんて、「ちいちいぱっぱ」もさぞ有名になったことでしょうね。
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危うくブラックリスト入り?

最近、海外生活ネタをあまり書いていなかったので、このあたりでひとつハワイ生活初日の事件について書いてみたいと思います。

それは、20代も後半の頃のことでした。当時勤めていた都内のホテルでは、毎年グループホテルの中から選抜試験で8人を選び、マウイにある系列ホテルに研修と称して送る制度がありました。
勤続5年以上で、帰国後3年以上職場のリーダーとして活躍する意志のある者、という条件がありました。海外ということで、英語に興味がある独身女性が年功順に受験する、という風潮があり、その年いよいよ私に声がかかりました。
(・・・なんて書くと私が「お局」に近かったことがばれちゃいますが)

試験の中で、ハワイの4つの島名を答えるものがあったのですが、当時の私はオアフ、マウイは分かっていても、あとの2島が出てこないくらいのレベルだったのでよく試験を通してくれたものだ、と思います。嬉しい
合格した8人は、3ヶ月交替で2人ずつマウイのホテルに行くことになっていました。

私が出発したのは、8月のお盆過ぎ、別のホテル勤務で同い年のKさんと一緒でした。
海外旅行自体は初めてではなかったので、そんなに緊張していなかったのですが、本社で説明会があった時、ちょっと心配なことを聞かされていました。しょんぼり

それは、過去に研修で行った人の中で、オアフの空港で入国審査の時に止められて、写真まで撮られた人がいる、ということでした。写真を撮られる、と言うことはブラックリストに載るということだから、今後アメリカに入国出来なくなる、と言われちょっと嫌だな、という気持ちがありました。

どこかにその思いを引きずっていたせいでしょうか?
オアフに到着し、入国審査にやって来ました。いくつも窓口があって、どこに並んでもよさそうな感じだったので、私はある女性の審査官の所に並びました。Kさんは、違う列の男性審査官のところに並んでいました。

滞在目的、滞在日数、宿泊先などパターン通りの質問がきました。本社から言われた通りに答えたのですが、滞在日数が90日、と答えた時に審査官の目がキラッと光りました。見る
「ちょっとまずいな」と思った途端、どうして90日間も研修でいるのか、本当は何をするつもりなのか、と矢継ぎ早に質問を浴びせられてしまいました。日本人だと見るや、日本語の出来るスタッフが呼ばれてきたのですが、その方に説明してもどうも私のことを「クロ」と信じきっているので、らちがあきません。冷や汗

そのうち、こちらに来なさい、と別室に連れて行かれてしまいました。その時、Kさんはとっくに審査をパスし、私に早く、早くと手を振っていました。

小部屋に入ると、そこはいかにも取り調べ室の様相でした。さっきの女性審査官ほどきつそうな人はいなかったのですが、90日間どこに滞在するのか、何をして過ごすのか、生活費はどうなっているのか、など細かく聞かれました。「研修」と答えると、何か裏にあるように思われてかえって説明が大変、と聞いていたので、私は「これは会社からのごほうびの意味の旅行だ」と言い続けました。
いぶかしがる係員に、「私の会社はとてもお金があって、5年働いた社員に90日間の休暇をくれるのだ」と説明しました。「仕事」と言えないので、やはりこのように言うしかなかったんですね。何度も同じ説明を繰り返しているうちに、時間ばかり過ぎて行きました。

もう、これは写真を撮られるかも知れない、と観念したその時、一人の係員がすでに審査をパスしているKさんの存在に気付きました。
彼女はすでに通してもらっているわけで、ここで私一人の引き止めるのは得策ではない、と判断したのか、何とか私も解放してもらうことができました。嬉しい

すでに45分が経過し、危うくマウイへの乗り継ぎ便に乗り遅れるところでした。何とか難を逃れましたが、何が原因で私だけ呼び止められてしまったのか、その後考えました。バッド
Kさんいわく、
「あずささんの服装、それ宗教の布教活動の人と思われたんじゃない?もっと、日本人の観光客らしい格好で来ないとだめよ!」
その時の私の服装は、綿ニットのブラックの上下。ホテルに着いたら上の人に挨拶がある、と聞いていたのでTシャツとかではいけない、と思ったんですよ。でも、確かにハワイに来るのにブラックの上下という人はあまりいないような・・・。

ホント、ブラックリストに載らなくて良かったです〜。嬉しい
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ステイ先で現金盗難★真犯人は?

これは、私の大学時代、スペインのバジャドリに留学していた時の実話です。

大学から指定されたホームステイ先に、私は一つ年上の先輩と同室で
暮らしていました。
一ヶ月半ほどして、スペイン生活にもなじんできた頃、事件は起きました。

ある日、いつものように午前の授業が終わって、帰宅すると
「あれっ、ここに入れておいたはずの現金がなくなっている!!!」冷や汗

トラベラーズチェックから、ペセタに両替したばかりのお金、
15000ペセタ(日本円で15000円ほど)が消えていたのです。
部屋には、たんすが一つあって、それを先輩のHさんと共有していました。
お金は、たんすの中の、かばんの中の、ポーチの中の、さらに小袋に小さくたたんで入れてあったのです。

そこにお金を入れてあることは、Hさんにも、もちろん言ってませんでした。
Hさんは、大学のスペイン語会話クラブの先輩でもあり、絶対盗むなんて
するわけがありません。
しかも、いつもHさんと私は行動を共にしているので、トイレかお風呂以外は
ずっと一緒なのです。

慌てて、家族にこのことを伝えに行きました。
どんなに驚くだろう、と思っていたのですが、そこの奥さんは妙に冷静でした。
「わかった。明日私が占い師のところに行って、誰が犯人か調べてくるから。」
「えーっ、占い?」
「安心して!その占い師は、よく当たるのよ。前に、私の夫の居場所を
突き止めたんだから・・・。」

どうも、その家庭は、ご主人が浮気をして家を出て行ったようなのです。
そのご主人の居場所を突き止めたのが、その占い師だ、と言うのです。

腑に落ちない気持ちのまま、一夜を明かし、翌日帰宅すると、奥さんが待ち構えて
いました。
「占い師のところに行ってきたわ。写真を見せたら、犯人はこれだ!とすぐに
分かったわよ。」
「え、誰ですか?」
「Hよ!」
「まさか。そんなことはありえない。」怒り
「いや、あの占い師が言ったのだから、間違いない!」

もう既に、Hさんが犯人と決め付けられていました。それ以降、奥さんのHさんを
見る目つきが変わりました。街で出くわすと
「ドロボウ!」とののしるのです。
いくら、私がHさんは犯人ではない、と説明しても聞く耳をもたず、私も先輩も
まだスペイン語で流暢に言い返せない悔しさで、涙を流しました。悲しい

そのお宅は、奥さん、18歳の看護婦の長女、15歳の中学生の次女、入院中の祖父、
高齢の祖母の五人暮らしでした。
うすうす気付いていたのですが、看護婦の長女は、私達が大学に行っている間、
部屋を掃除する、と言ってよく入っていたようです。
「日本人は、ブラウスはハンガーにかけないで、たたんでおくの?」とか
「日本のウォークマンは、イヤホンがこんなに小さいんだ。」とか
たんすの中を見ないと分からないようなことを言われて、驚いたことがありました。

多分、真犯人は長女じゃないかな、と直感しました。
ちょうどその時分、冬物のバーゲンがあって、真新しい真っ赤なスカートを
買ってきた、と得意げに見せびらかされました。

スペインに留学するまでは、ホームステイを受け入れる家庭というのは、
裕福で、国際交流が好きなお宅なんだろう、と先入観がありました。
他の地域では分かりませんが、少なくともバジャドリ大学では、お金を得るために
受け入れるところが多かったようです。
留学生一人につき、月額30000円入ってくるのでかなりの収入なのです。お金
他の留学生でも、酒乱の主人と小さい赤ん坊が暮らす家に割り振られ、
すぐにステイ先を変えてもらった、という人もいました。

私が留学したのが、20歳の時なので、18歳の長女は、年のあまり変わらない私達が、大金を持って留学してくることがねたましかったのでしょう。
日本は、中流意識が強いのですが、スペインはまだまだ貧富の差があるのだ、
ということを思い知らされた事件でした。

追記・後日、スペイン語が堪能な日本人に通訳してもらい、私達の言い分を奥さんに伝えてもらったのですが、頑固な奥さんの考えは変わりませんでした。当然、お金も戻っては来ません。
なるべくその家から遠い家に、ステイ先を変えてもらいました。
15000円を鍵付きのスーツケースに入れなかったため、Hさんには本当に
嫌な思いをさせてしまいました。
ステイ先と言えど、貴重品は絶対鍵をかけて保管しないといけない、ということを
学びました。
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 ステイ先で現金盗難★真犯人は? 


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パスポート盗難事件

今回から、新しいカテゴリーとして、私の20代の時の
海外生活について、未だ記憶に残る出来事を時々綴って
みよう、と思っています。

初めての海外は、大学二年生の時のスペイン留学でした。
8ヶ月間、大学から派遣され、その間2ヶ月の休暇を利用し、
一人でヨーロッパを一周しました。
女の子の一人旅だったので、まぁ色んな危ないことがありました。
時々、思い出すとよく日本に帰れたなあ、と思うことも。

第一回目の今日は、パスポート盗難事件です。冷や汗
海外において、命の次に大切とも言われるパスポート。
ちょっとした油断が招いた悲劇でした。

2ヶ月間のヨーロッパ一周は、スペインのバジャドリッドを
出発し、フランス、イタリア、ギリシャ、オーストリア、スイス、
ドイツ、ベルギー、イギリスを自分で計画をたてて回る旅でした。
田舎出身の私ですが、好奇心旺盛なので、一人で旅行することは
まったく寂しいとか思わなかったんです。
むしろ、贅沢旅行は出来ないけど、2ヶ月間も自由に旅行する
機会なんて、一生のうちでももう二度と出来ないんじゃないか、
くらいに思って、とても意気込んでいました。

2ヶ月の旅行の最後だけは、ちょっと贅沢をして三ツ星ホテルに
泊まってみたいな、と思った私は、イギリスから航路スペインに渡り、
まだ見ぬ、コスタデルソルへと移動しました。

コスタデルソルは、「太陽海岸」と日本語訳されているように、
スペインの南にある美しい海岸で、リゾート客が多く訪れるところです。
浜辺は、日本の海水浴の光景とはやや違い、子供があまりおらず、
老若男女思い思いに日光浴をしたり、おしゃべり、楽器で楽しむ様子が
見られました。

私は、一人なので、よほど用心しないと、と思っていたのですが、
キラキラと輝く美しい海を見ていて、ちょっとだけ海につかってみたい、と
いう衝動にかられました。
私の頭の中には、マドンナの「La isla bonita ラ・イスラ・ボニータ」の
曲が流れ、こんな美しい景色をながめられるシアワセにひたっていました。嬉しい
近くに、欧米人らしき女性が私のように一人でいて、その人も
私と同じことを思ったか、海にちょっとつかって戻ってきました。
別に、女性の荷物に変化はありません。
「ちょっとくらいなら、大丈夫かな?」
私は、荷物をまとめて、急いで海に行きました。
その間、約3分くらいでしょうか。

戻ってみると、大きな袋にまとめて置いていた荷物が散乱しています。びっくり
まるで、誰かが故意に蹴飛ばしたかのようです。
中味を調べると、買ったばかりのショルダーバッグがそっくりなくなって
いました。中には、パスポート、財布、航空券、長距離バスのチケット、
トラベラーズチェック、腕時計など貴重品が入っていました。

「やられてしまった!!!」
あたりをキョロキョロ見回すも、逃げ去る犯人の姿さえ分かりませんでした。
思わず、すぐ近くにいた人達に、誰か怪しい人がここに来なかったか、
バッグを持って逃げた人はいなかったか、次々に聞きまくりました。
が、皆な気の毒そうな顔をして、首を横に振るだけでした。

「ああ、もう私は日本に帰れないかも知れない!
誰も知らない土地で、どうやって生きていったらいいの?」

と、途方にくれてしまいました。

すると、ある人が、むこうにパトカーが見えるから行ってみたら、と
アドバイスしてくれました。
警察官に、バッグを盗まれた話をすると、
「では、バスで警察に行きなさい。」
と言うのです。しかし、手持ちのお金すべて盗られて一文無しだと訴えると、
「じゃあ、パトカーに乗りなさい。」
と親切にもパトカーで警察に連れて行かれることに・・・。
私は、水着のままパトカーに乗り込みました。
(さすがに、このままではまずいので動く車の中で、服を重ねました)

警察では、取調室で被害届けを書きました。
こっちは、もう気が気でないのですが、何せのんきなスペイン人のこと、
「おぉ、セイコーの時計!見て、私の時計もセイコーだよ」
などと冗談を言ったり、どうすればいいか相談すると、
「電車に乗って、自分の身の上話をすれば、みんな同情して寄付して
くれると思うよ」
なんて、ありがたいアドバイスをいただきました。
(時々、スペインで列車に乗ると、こういう場面に遭遇します。
でも、まさかこの私がやれるわけがない。)

警察を出て、チェックアウトしたホテルに行きました。
フロントで、ボストンバッグを預かってもらっていたのです。
そのバッグの底に、5000ペセタ(当時日本円で5000円くらい)のお札を一枚
しのばせていました。お金
この5000円で、どうやったらマドリッドにある日本大使館まで行けるのか、
真剣に考えました。
この金額では、特急にも乗れません。
やはり、失った長距離バスバスの切符とグラナダからマドリッドまでの航空券飛行機
何とか再発行してもらうしか道はない、と判断しました。

予定では、まずグラナダ行きの長距離バスに乗って、有名なアランブラ宮殿を
見学しようと思っていました。
バスの窓口に、被害届けの用紙を見せて交渉したのですが、
なかなかウン、とは言ってくれません。
そりゃあ、そうですよね。
もう一度、買い直すよう言われたのですが、ここで2000円ちかくの切符を
買っていては、マドリッドまで行くのは不可能です。
「絶対、私の分の座席が空くんだから!」
と粘り、最後に何と切符の再発行をしてくれたのです。嬉しい
(こんな時、アバウトなスペイン人って助かります。
日本じゃ、杓子定規に断られるだけでしょうね。)

飛行機は、翌日の午後の便を予約していました。
グラナダに着くと、まずはイベリア航空のオフィスに直行しました。
事情を話すと、やはり再発行は無理、とのこと。
でも、ここで諦めては人生終わりです。
3時間置きに、イベリア航空のオフィスに足を運びました。
その日は、結局埒が明かず、翌日また朝からしつこく交渉に向かいました。
もう、アランブラ宮殿なんかどうでもよくなっていました。
(一応、見に行ったのですが、あまり記憶にありません。それより航空券でした)

もう5回以上、イベリアに行ったでしょうか?
搭乗の時間も迫ってきていました。
パスポートがないので、私の身分を証明する書類が何もないのが難点でした。
でも、絶対にこの名前で予約が入っているのだから、と粘りに粘ると
「じゃあ、すぐに空港に行きなさい。さあ、すぐにあのバスに乗って!」
何と、航空券を再発行してくれたのです。
やはり、スペイン人ってありがたい!嬉しい

こうして、無事、機上の人となることが出来た私は、周りを見渡して
驚きました。
小さな航空機には、日本人ツアーのお客様がたくさん乗っていたのです。
思わず、
「お金貸してもらえませんか?」
と、日本語で声をかけたくなりました。(もちろん、やめましたが)
悲喜こもごもの思いを乗せて、マドリッドの地に降り立ったのでした。

もうマドリッドまでくれば、何とかなるだろうと思っていました。
パスポートは、2週間後に再発行されました。
あの時のパスポート写真は、泣きそうな顔で写っています。
言葉が通じるスペインで盗まれたことが、不幸中の幸いでした。

「油断大敵」
あの事件をきっかけに、それ以後は絶対荷物から離れてはいけない、と
肝に銘じました。
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 パスポート盗難事件 

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